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石神井川


令和4年10月1日(土)~2日(日)   ☀    25.2㎞
 石神井川は、東京都小平市花小金井にある小金井カントリー倶楽部内の湧水を水源とし、上流部はほぼ水が流れておらず、暗渠や柵渠となっており、川に沿った遊歩道は無い。伏見通り(都道233号)に架かる東伏見橋から武蔵関公園までは遊歩道が整備されており、水量も増えて涸れ川ではなくなっている。その先の愛宕橋までは現在護岸整備が行なわれており、川に沿って歩くことは出来ない。愛宕橋から先は遊歩道が整備されており、桜並木が続く箇所が多くある。また流路は大きくうねったところがあり、特に城北中央北公園ではほぼ直角に曲がっており、旧中山道を越えた当たりから先は蛇行を繰り返し、JR王子駅の先で隅田川に合流している。流路延長は25.2㎞で、流域面積は61.6k㎡である。

公園北橋 長久保橋 馬の背 ともえ橋
小金井カントリー俱楽部と小金井公園の間を通る小金井公園通りに公園北橋(こうえんきたばし)がある。橋の袂には、「一級河川しゃくじい川上流端」 の標識が建っており、上流は涸れ川が小金井カントリー倶楽部に中に続いている。
公園北橋の上下流域。
公園北橋から480m程下流にある長久保橋(ながくぼばし)は、小金井公園の北口前を通る鈴木街道(都道132号)に架かる橋である。上流部下流部共に柵渠となっており、住宅の脇を流れている。
長久保橋の上下流域。
長久保橋の直ぐ下流にある馬の背(右手の土手)は、狭山湖・多摩湖の水を境浄水場へ運ぶ導水管が通っており、その脇(左側)を自転車道が多摩湖まで続いている。
馬の背の上下流域。
馬の背から430m程下流にともえ橋があるが、馬の背の先は川に沿った道がないので、馬の背を越えて住宅地の間を抜けて人道橋のともえ橋に出る。この辺りも柵渠になっており、川には水が流れていない。
ともえ橋上下流域。

庚申橋 くぬぎ橋 さつき橋 橅橋
ともえ橋から庚申橋(こうしんはし)までの180m程の間に、民家に渡る橋、田無向ヶ丘幼稚園に渡る橋など3つの名称不明な橋があるが省略した。その下流に架かる橋が庚申橋である。庚申橋の名は、橋の北側にある庚申湯の脇に建つ一面六臂の青面金剛の庚申塔に由来していると思われる。
庚申橋の上下流域。
庚申橋から470m程下流にくぬぎ橋があるが、下流右岸は西東京市向台運動場があり、石神井川の近くを通る道が無いので、北側の庚申湯の斜向かいの筋を通っていくと市役所通りに突き当り、右折するとくぬぎ橋がある。
くぬぎ橋の上下流域。
くぬぎ橋からは南側の住宅地を抜けて、190m程下流にあるさつき橋に出る。石神井川の北側には東京都立田無特別支援学校があり、その北側に田無ユーナンスポーツプラザのゴルフ練習場・テニスコートなどがある。
さつき橋の上下流域。
さつき橋から下流へは南側の住宅地を抜けて、140m程下流にある橅橋(ぶなはし)に出る。北側からではかなり迂回することになる。
橅橋の上下流域。

けやき橋 向台橋 柏橋 すすき橋
橅橋の下流は屈曲しているため先が見えないが、70m程下流にけやき橋がある。橅橋からは石神井川の南側住宅地を抜けて行く。
けやき橋の上下流域。
けやき橋からは南側はかなりの迂回路となるため、北側の住宅地を抜け、突き当りを右折して向台橋(むこうだいばし)に出る。向台橋は、けやき橋から190m程下流にある。
向台橋の上下流域。
向台橋からは石神井川の左側(西側)の道を通り、右手の南町第四児童遊園と北柏公園の間を抜けて柏橋(かしわはし)に出る。柏橋は、向台橋から180m程下流にある。
柏橋の上下流域。
柏橋から50m程下流にすすき橋がある。柏橋からは石神井川の左側(西側)を回って行く。
すすき橋の上下流域。

富士見橋 睦橋 文化大橋 文化橋
すすき橋の下流100m程のところに名称不明の橋が近接して2つあるが省略した。この2つの橋の60m程下流に武蔵境通りに架かる富士見橋(ふじみはし)がある。富士見橋の北側を250m程進むと西武新宿線の田無駅である。
富士見橋の上下流域。
富士見橋の下流80m程のところに睦橋(むつみはし)がある。富士見橋の下流は左にカーブしているため、富士見橋から睦橋は確認できない。
睦橋の上下流域。
睦橋の下流180m程のところに文化大橋(ぶんかおおはし)がある。文化大橋へは、睦橋の東を進んで田無南町三丁目第1遊園・第2遊園の前を抜けて都道12号に合流して北に進んでいく。
文化大橋の上下流域。
文化大橋の直ぐ下流にある文化橋(ぶんかばし)は、文化大橋の北詰めから深大寺街道までの文化通りに架かる橋で、下流側に人道橋が併設されている。
文化橋の上下流域。

菫橋 蓮華橋 境橋 川桐橋
文化橋からは両岸共に歩道があり、右岸はアパートに入る車も通るが、左岸は完全な遊歩道になっている。文化橋から100m程下流にある菫橋(すみればし)の左岸は、石神井川南町調節池となっているが、平常時は柳沢児童広場となっている。
菫(すみれ)橋の上下流域。
菫橋の40m程下流にパイプ橋があるが省略した。このパイプ橋を渡って右岸の遊歩道を100m程下ったところに蓮華橋(れんげはし)がある。蓮華橋には柳沢中央通りが通っており、この辺りから川底に水が見えるようになってきた。
蓮華橋の上下流域。
蓮華橋から240m程下流に境橋(さかいばし)がある。蓮華橋の下流は石神井川に沿った道が無いので、左岸(北側)の住宅地を抜けて深大寺街道に出て南へ進む。
境橋の上下流域。
境橋の170m程下流に川桐橋(かわぎりはし)がある。境橋から川桐橋へは、右岸のグランシーナ田無エアマークス(マンション)前を通って行く。
川桐橋の上下流域。

上柳沢橋 青梅街道橋 柳沢橋 坂下橋
川桐橋の100m程下流に上柳沢橋(かみやぎさわはし)があり、川桐橋からは右岸の道で繋がっている。これまでのような橋標は見つからなかったが、河川占用許可標に上柳沢橋の名がある。
上柳沢橋の上下流域。
上柳沢橋の60m程下流に青梅街道(都道4号)が通る青梅街道橋がある。石神井川は、ここで暗渠となり青梅街道を斜めに横断して100m程先で開渠となる。
青梅街道橋の上下流域。
青梅街道橋の開渠部から50m程下流に柳沢橋(やぎさわはし)がある。
柳沢橋の上下流域。
柳沢橋から280m程下流に坂下橋(さかしたはし)がある。坂下橋へは柳沢橋から青梅街道を進み、東伏見交差点を左折して伏見稲荷通りに入る。坂下橋の下流側には人道橋が併設されている。
坂下橋の上下流域。

東伏見橋 弥生橋 下野谷橋 溜渕橋
坂下橋の下流50m程の所に東伏見橋(ひがしふしみばし)があり、伏見通り(都道233号)が通っている。橋の名前は北詰めにある東伏見稲荷神社に由来する。東伏見橋の下流は、武蔵関公園まで緩傾斜護岸化され両岸共に遊歩道が整備されている。
東伏見橋の上下流域。
東伏見橋の下流200m程のところに弥生橋(やよいばし)がある。弥生橋の北側には、都営東伏見アパートが十数棟立ち並び、南側には西東京市立東伏見小学校がある。
弥生橋の上下流域。
弥生橋の下流は右にカーブしているため先が見えないが、260m程下流に下野谷橋(したのやはし)がある。下野谷橋の北350~60m程のところに西武線の東伏見駅があり、橋の北詰めには早稲田大学のグラウンドが4面ほどある。
下野谷橋の上下流域。
下野谷橋の下流320m程のところに溜渕橋(ためぶちはし)がある。下野谷橋から溜渕橋までの左岸全域は、早稲田大学のグラウンドが占めている。溜渕橋から下流は、練馬区立武蔵関公園である。
溜渕橋の上下流域。

とちの木橋 よしきり橋 緑橋 つたや橋
溜渕橋からは武蔵関公園内に架かる橋となり、溜渕橋から100m程下流にとちの木橋(とちのきばし)がある。武蔵関公園内はとちの木橋から3つ目のつたや橋の上流まで柵渠となっている。
とちの木橋の上下流域。
とちの木橋から90m程下流によしきり橋(よしきりばし)がある。
よしきり橋の上下流域。
よしきり橋から150m程下流に緑橋(みどりばし)がある。緑橋は武蔵関公園のほぼ中央辺りにある橋で、近くには富士見池を横断する橋があり、渡詰めに書道家松井如流氏の書碑がある。
緑橋の上下流域と松井如流氏の書碑。
緑橋のすぐ下流につたや橋(つたやばし)がある。柵渠となっているのは、緑橋とつたや橋の中間辺りまでである。
つたや橋の上下流域。

武蔵関公園橋 弁天橋 長者橋 西武新宿線橋梁
つたや橋から250m程下流に武蔵関公園橋(むさしせきこうえんはし)がある。この橋が武蔵関公園への入口に当たり、橋の手前に武蔵関公園標と由緒碑がある。
武蔵関公園橋の上下流域。
武蔵関公園橋の直ぐ下流に弁天橋(べんてんはし)がある。弁天橋の名前の由来については不明であるが、近くに天祖若宮八幡宮があり、何か関係があるのかも知れない。
弁天橋の上下流域と天祖若宮八幡宮。
弁天橋から260m程下流に長者橋(ちょうじゃばし)がある。弁天橋から長者橋までの右岸は桜並木が続き、左岸は西武新宿線が通り、長者橋の北詰めには踏切がある。
長者橋の上下流域。
長者橋から160~70m程下流で石神井川は西武新宿線橋梁の下を抜けている。この上には人道踏切があり、ここを渡って石神井川に沿った道を進んでいく。渡詰めには、日蓮宗の法耀山本立寺がある。

睦橋歩道橋 若宮橋 関新橋 庚申橋
西武新宿線橋梁を渡って70m程下流に向かうと右手に睦橋歩道橋(むつみばしほどうきょう)がある。この橋は武蔵関駅北口へ向かう近道となっている。若宮橋までは石神井川に沿った道はなく、比較的近いところを通る住宅地の中の道を進んでいく。
睦橋歩道橋の上下流域。
睦橋歩道橋から100m程下流に若宮橋(わかみやばし)がある。若宮橋の下流右岸には、人が一人通れるほどの狭い遊歩道がある。
若宮橋の上下流域。
若宮橋から50m程下流に関新橋(せきしんはし)がある。若宮橋からは右岸の遊歩道を通っていく。関新橋の下流は、両岸共に遊歩道がある。
関新橋の上下流域。
関新橋の下流70m程のところに庚申橋(こうしんばし)がある。庚申橋の名前は、北側にある一面六臂の青面金剛の庚申塔に由来すると思われる。庚申橋の下流は、両岸共に遊歩道がある。
庚申橋の上下流域と北詰めにある庚申塔。

稲荷橋 日之出橋 曙橋 西豊城橋
庚申橋の下流80m程のところに稲荷橋(いなりはし)がある。近くに稲荷神社があるのか探したところ、橋から直線で北側200m程のところに妙王稲荷神社があり、これが名前の由来ではないかと思われる。稲荷橋の下流には遊歩道が無いので、下流へは北か南の住宅地を抜けていく。
稲荷橋の上下流域と妙王稲荷神社。
稲荷橋から80m程下流に日之出橋(ひのではし)がある。日之出橋の下流は両岸共に遊歩道が無いので、側面から見ることは出来ない。
日之出橋の上下流域。
日之出橋の下流50m程のところに曙橋(あけぼのはし)があるが、現在、曙橋を含め、その下流が護岸工事中で橋は撤去されている。この護岸工事は令和5年1月上旬まで予定されている。 曙橋の下流は左右に曲がっており、凡そ230m程下流に西豊城橋(にしとよしろはし)がある。右岸は木々が茂り丘陵となっているが、マンションや東京カトリック神学院などがある。
西豊城橋の上下流域。

豊栄橋 集い橋 豊城歩道橋 豊城橋
西豊城橋から170m程下流に豊栄橋(ほうえいはし)がある。西豊城橋からは右岸の遊歩道を通っていく。豊栄橋の北側は、都営上石神井アパートが30数棟建っており、下流右岸は護岸整備がほぼ終了している。
豊栄橋の上下流域。
豊栄橋の下流200m程のところに集い橋(つどいはし)がある。集い橋の下流右岸は、護岸整備が終了して川縁を歩くことができる。
集い橋の上下流域。
集い橋から150m程下流に豊城歩道橋(とよしろほどうきょう)がある。直ぐ下流に豊城橋があるので、この橋を渡る人はあまり見かけない。豊城橋が工事中に架けられたものかも知れない。
豊城歩道橋の上下流域。
豊城歩道橋の20m程下流に豊城橋(とよしろはし)がある。豊城橋の南詰には厚生労働省の上石神井庁舎などが建っている。
豊城橋の上下流域。

扇橋 愛宕橋 栄橋 上御成橋
豊城橋から140m程下流に扇橋(おおぎばし)があり、新青梅街道(都道245号)が通っている。現在、扇橋の上下流域は河川工事が行われており、川縁に近づくことが出来ない。
扇橋の上下流域。
扇橋から50m程下流に小ヶ谷戸橋(こがやとはし)があるが、現在、河川工事中で撤去されている。その小ヶ谷戸橋から120m程下流に愛宕橋(あたごばし)がある。愛宕橋の名前は、石神井川の南面にあった太田道灌が一時的に築いた愛宕山城に由来しているようである。
愛宕橋の上下流域。
愛宕橋から400m程下流に榮橋(さかえばし)がある。石神井川は、愛宕橋の下流で愛宕山城跡の北側を回って東に向かっている。
榮橋の上下流域。
榮橋の下流100m程のところに上御成橋(かみおなりばし)がある。下流の板橋区に御成橋があるが、この橋に対して上なのか不明である。上御成橋の北側300m程ところに石神井郷の総鎮守である氷川神社がある。創建は室町時代に遡り、豊嶋氏が石神井城の守護神として祭ったのが始まりと言われる。
上御成橋の上下流域。

松之木橋 蛍橋 茜歩道橋 根ヶ原橋
上御成橋から300m程下流に松之木橋(まつのきはし)がある。松之木橋の北側150m程のところに真言宗智山派の亀頂山密乗院三宝寺がある。三宝寺は、応永元年(1394)に石神井村に創建され、文明9年(1477)太田道灌により当地へ移転されたと言われている。
松之木橋の上下流域。
松之木橋の下流150m程のところに都道444号が通る蛍橋(ほたるばし)がある。蛍橋の北側250m程のところに石神井公園があり、公園までの間に区立石神井図書館、区立石神井公園ふるさと文化館などがある。
蛍橋の上下流域。
蛍橋から180m程下流に茜歩道橋(あかねほどうきょう)がある。茜歩道橋は完全な人道橋で、北側の石神井町と南側の下石神井の住宅地を結んでいる。
茜歩道橋の上下流域。
茜歩道橋から120m程下流に根ヶ原橋(ねがはらはし)がある。この橋は、茜歩道橋と同様、北側の石神井町と南側の下石神井の住宅地を結ぶ橋で、石神井川にやや斜に架かった橋である。
根ヶ原橋の上下流域。

睦橋 豊島橋 憩い橋 坂下橋
根ヶ原橋から150m程下流に睦橋(むつみばし)がある。この橋も石神井町と下石神井の住宅地を結ぶ橋で、北側70m程のところに真言宗智山派の照光山無量寺禅定院がある。禅定院は、南北朝時代に願行上人が草創したと伝えられ、豊島八十八ヶ所霊場70番札所となっている。
睦橋の上下流域。
睦橋の下流90m程のところに都道25号が通る豊島橋(としまばし)がある。都道25号は、旧早稲田通りであり、古くは青梅街道から分岐して所沢を結ぶ所沢道が通っていた。
豊島橋の上下流域。
豊島橋から80m程下流に人道橋の憩い橋(いこいはし)がある。憩い橋の西側70m程のところには、石神井公園記念庭園がある。記念庭園は元は個人の庭園だったとのことで、小さな池の周囲の紅葉がきれいである。
憩い橋の上下流域。
憩い橋の下流100m程のところに坂下橋(さかしたはし)がある。坂下橋の上下流西側には、川縁にも遊歩道がある。坂下橋の東側はやや丘陵状になって坂道があるので、これが坂下橋の名前の由来かと思われる。
坂下橋の上下流域。

山下橋 和田前歩道橋 南田中橋 平成みあい橋
坂下橋から250m程下流で石神井川が80度程曲がって東に向きを変えるところに山下橋(やましたはし)がある。山下橋から笹目通り(都道443号)までの間は、桜並木が両岸にあり、毎年、花見客で賑わっている。
山下橋の上下流域。
山下橋から50m程下流に人道橋の和田前歩道橋(わだまえほどうきょう)がある。ここから下流は、川縁にも幅広の遊歩道が整備されており、花見の時期には子供連れやお年寄りなどたくさんの方で賑わっている。
和田前歩道橋の上下流域。
和田前歩道橋から170m程下流に南田中橋(みなみたなかばし)がある。南田中橋は、桜並木のほぼ中央にある橋で、両岸の都営住宅南田中アパートを結んでいる。
南田中橋の上下流域。
南田中橋から250m程下流に人道橋の平成みあい橋(へいせいみあいはし)がある。この橋は北側に2ヵ所渡り口があり、南側に1ヶ所渡り口があるユニークな造りの橋で、練馬の橋デザインコンテストで最優秀賞をとったデザインを基に造られたという。「みあい」 には、「三会」 「見合い」 などの意味があるという。
平成みあい橋の上下流域。

長光寺橋 長光寺歩道橋 薬師堂橋 下薬師堂橋
平成みあい橋の下流100m程のところに笹目通り(都道443号)が通る長光寺橋がある。長光寺橋からは上下流とも見えないが、下流側の遊歩道から見ることが出来る。
長光寺橋の上下流域。
長光寺橋から100m程下流に長光寺歩道(ちょうこうじほどうきょう)がある。長光寺歩道橋の上下流も桜並木があり、枝が川にせり出している。
長光寺歩道橋の上下流域。
長光寺歩道橋の下流170m程のところに薬師堂橋(やくしどうはし)がある。薬師堂橋の脇の高架は西武池袋線で、橋の北側に練馬高野台駅がある。石神井川は、ここから左にカーブして北に向かっていく。
薬師堂橋の上下流域。
薬師堂橋の直ぐ下流に下薬師堂橋(しもやくしどうはし)がある。西武池袋線の高架は、薬師堂橋と下薬師堂橋の間を通っている。下薬師堂橋の下流は両岸共に遊歩道がある。
下薬師堂橋の上下流域。

高富士橋 富士見橋 高野橋 すずしろ橋
下薬師堂橋の下流50m程のところに高富士橋(たかふじはし)がある。高富士橋は、西側の練馬区高野台と東側の練馬区富士見台を結ぶ橋であり、橋の名前はこれに由来すると思われる。
高富士橋の上下流域。
高富士橋から100m程下流に富士見橋(ふじみはし)がある。富士見橋の左岸下流は桜並木の遊歩道があり、右岸下流は途中から遊歩道になっている。
富士見橋の上下流域。
富士見橋から180m程下流に高野橋(たかのはし)がある。石神井川はこの高野橋辺りからやや東に流路を変えていく。
高野橋の上下流域。
高野橋から120m程下流にすずしろ橋がある。橋の名の由来は不明であるが、単純に考えれば大根の別名清白(すずしろ)で、涼しい・すがすがしい橋であろうか。
すずしろ橋の上下流域。

谷原二之橋 桜見橋 谷原三之橋 こぶし橋
すずしろ橋の下流90m程のところに谷原二之橋(やはらにのはし)がある。二之橋というからには、一之橋があるのか調べたが見つからなかったが、三之橋は下流にある。
谷原二之橋の上下流域。
谷原二之橋から110m程下流に桜見橋(さくらみはし)がある。桜見橋の上下流は遊歩道が整備され、桜並木も一段と多く、橋の東詰めにはライオンズクラブが建てた 「桜の碑」 がある。
桜見橋の上下流域。
桜見橋の下流80m程のところに谷原三之橋(やはらさんのはし)がある。石神井川は、この橋の付近で大きく東に流路を変えている。
谷原三之橋の上下流域。
谷原三之橋の120m程下流に人道橋のこぶし橋がある。
こぶし橋の上下流域。

大野橋 上新田橋 境橋 竹橋
こぶし橋から140m保下流に大野橋(おおのはし)がある。大野橋の北側には、目白通り(都道8号)沿いに東京ガスのガスタンクが6基建っている。
大野橋の上下流域。
大野橋から130m程下流に四商(よんしょう)通り(生活幹線道路A路線)が通る上新田橋(かみしんでんはし)がある。上流から続いていた桜並木は、この橋までである。
上新田橋の上下流域。
上新田橋から80m程下流に境橋(さかいはし)がある。境橋の北詰めは目白通り(都道8号)が通っている。境橋の下流左岸は遊歩道があり、右岸は歩車道となっている。
境橋の上下流域。
境橋から90m程下流に竹橋(たけはし)がある。この橋も北詰めは目白通り(都道8号)が通っており、上流側には水道橋が併設されている。竹橋の親柱には、竹のオブジェがあしらわれている。
竹橋の上下流域。

練馬大橋 高松橋 貫井橋 小橋
竹橋から60m程下流に目白通り(都道8号)が通る練馬大橋(ねりまおおはし)がある。練馬大橋は、石神井川に斜に架かっている。
練馬大橋の上下流域。
練馬大橋から60m程下流に高松橋(たかまつばし)がある。高松橋は、石神井川に斜に架かっており、環八通り(都道311号)の側道外回りが通っている。上流側に歩道があるが、下流側にはない。高松橋の名は、石神井川の北側の高松の地名に由来しているようである。
高松橋の上下流域。
高松橋の直ぐ下流に貫井橋(ぬくいばし)がある。この橋は、高松橋同様、環八通り(都道311号)の側道内回りが通っており、下流側にだけ歩道がある。貫井橋の名は、石神井川の南側の貫井に地名に由来しているようである。
貫井橋の上下流域。
貫井橋の30m程下流に小橋(こはし)がある。この橋も石神井川に斜に架かっており、北詰めは環八通り(都道311号)が通っている。
小橋の上下流域。

新小橋 道楽橋 神路橋 西田中橋
小橋から200m程下流に新小橋(しんこはし)がある。新小橋の親柱は、煉瓦積みをイメージした造りになっている。
新小橋の上下流域。
新小橋から100m程下流で川がややカーブする辺りに道楽橋(どうらくはし)がある。道楽橋は、北西から南東にやや斜に架かった橋で、橋上歩道部にモダンな街灯が設置されている。
道楽橋の上下流域。
道楽橋から140m程下流に神路橋�(かみじはし)がある。神路橋の上流はやや西に向かってカーブし、下流は西田中橋付近でやや北東に向かってカーブしている。
神路橋の上下流域。
神路橋の下流180m程のところに西田中橋(にしたなかはし)がある。西田中橋の名は、単純に下流の田中橋の西に位置するためと思われる。下流は更に北東に向っている。
西田中橋の上下流域。

田中橋 石川橋 中之橋 南宮橋
田中橋から190m程下流に田中橋(たなかはし)がある。田中橋の上流は、西田中橋付近で西に曲がっており、下流は石川橋付近で南東に曲がっている。
田中橋の上下流域。
田中橋から200m程下流に石川橋(いしかわはし)がある。田中橋からはほぼ直線であり、石川橋の下流は南東にカーブして豊島園跡地に入っていく。豊島園跡地は、現在、ハリーポッターのテーマパークの工事中である。南側の住宅地を抜けていくと、途中に練馬区立向山庭園がある。
石川橋の上下流域と練馬区立向山庭園。
豊島園跡地の南側を回り込んで豊島園駅前を通り、豊島園通りに出ると中之橋(なかのはし)がある。閉園する前の豊島園内には10の橋があったようである。中之橋の下流左岸は途中から遊歩道があり、右岸は車道である。
中之橋の上下流域。
中之橋から70m程下流に南宮橋(なんぐうはし)がある。南宮橋は石神井川に対して45度ほど斜に架かった橋である。南宮橋の下流左岸は遊歩道があり、桜並木が続いている。右岸は下流に向って一方通行の車道である。
南宮橋の上下流域。

西早宮橋 東山下橋 東中央橋 糀谷橋
南宮橋から90m程下流に西早宮橋(にしはやみやはし)がある。この橋も石神井川に対して45度ほど斜に架かった橋である。地図上で見ると南宮橋と西早宮橋は、直角二等辺三角形の2辺に当たるところにある。西早宮橋の下流左岸には遊歩道がある。
西早宮橋の上下流域。
西早宮橋の下流120m程のところに東山下橋(ひがしやましたはし)がある。東山下橋の下流には遊歩道は無く、下流右岸は上流に向かって一方通行の車道である。
東山下橋の上下流域。
東山下橋から90m程下流に東中央橋(ひがしちゅうおうはし)がある。この橋も石神井川に対して45度ほど斜に架かった橋で、地図上で見ると西早宮橋との二等辺三角形の1辺に当たるところにある。石神井川は、この橋の下流で大きく北東に流路を変えている。
東中央橋の上下流域。
東中央橋から100m程下流に糀谷橋(こうじやはし)がある。糀谷橋の下流左岸には桜並木の遊歩道があり、右岸はイチョウ並木の車道になっている。橋の東側には、練馬総合運動場公園の陸上競技場がある。また、橋の西詰には、堰婆さんのクロマツがある。
糀谷橋の上下流域。

大橋 新大橋 早宮橋 高稲荷橋
糀谷橋の下流230m程のところに大橋(おおはし)がある。大橋の西詰には、文政4年(1821)の不動明王坐像と寛政4年(1792)の敷石供養塔が建っている。大橋の下流は、やや東に向きを変えていく。
大橋の上下流域と不動明王坐像。
大橋から140m程下流に新大橋(しんおおはし)がある。新大橋は、石神井川にやや斜に架かっており、都道442号(北町豊玉線)が通っている。石神井川はこの橋の辺りで更に東に向かっていく。新大橋の南詰下流側には、臨済宗大徳寺派の円満山廣徳寺の由緒書があり、本堂は南側にあるが一般公開しておらず境内に入れない。
新大橋の上下流域。
新大橋から160m程下流に人道橋の早宮橋(はやみやはし)がある。下流右岸には、高稲荷公園があり、園内の段上に高稲荷神社がある。この公園は下流の高稲荷橋まで続いており、車道脇に元禄2年(1689)の一面六臂の青面金剛の庚申塔が建っている。
早宮橋の上下流域と高稲荷神社。
早宮橋から220m程下流に高稲荷橋(たかみやはし)がある。高稲荷橋の名は、上流左岸にある高稲荷神社に由来し、南詰には糀谷橋にあった堰婆さんの説明碑が建っており、下流右岸には遊歩道がある。
高稲荷橋の上下流域。

鎌田橋 四の宮宿橋 丸山橋 正久保橋
高稲荷橋から130m程下流に鎌田橋(かまたばし)がある。鎌田橋の下流右岸には、桜並木の遊歩道がある。
鎌田橋の上下流域。
鎌田橋から190m程下流に四の宮宿橋(しのみやじゅくはし)がある。橋の名前が気になって調べたが、それらしい記述は見つからず不明である。この橋も石神井川に対して45度ほど斜に架かった橋である。
四の宮宿橋の上下流域。
四の宮宿橋から120m程下流に丸山橋(まるやまはし)がある。丸山橋の右岸は、途中から桜並木の遊歩道がある。
丸山橋の上下流域。
丸山橋から150m程下流に正久保橋(まさくぼはし)がある。正久保橋の北詰めには、東京メトロ有楽町線の氷川台駅があり、都道441号(通称正久保通り)が通っている。下流右岸には桜並木の遊歩道があり、桜植樹記念プレートが貼られた石神井川碑が建っている。また、下流左岸には 「桜樹石神井川畔植樹記念碑」 が建っている。
正久保橋の上下流域。

宮宿橋 仲羽橋 羽根沢橋 羽根木橋
正久保橋から160m程下流に宮宿橋(みやじゅくはし)がある。正久保橋からは北東に流路を変えており、下流右岸には桜並木の遊歩道が続いている。
宮宿橋の上下流域。
宮宿橋から130m程下流に仲羽橋(なかはねはし)がある。仲羽橋の下流右岸も桜並木の遊歩道が続いている。
仲羽橋の上下流域。
仲羽橋から100m程下流に羽根沢橋(はねざわはし)がある。羽根沢橋の下流は、更に北北東に向って流路を変えている。下流右岸には、桜並木の遊歩道が続いている。
羽根沢橋の上下流域。
羽根沢橋から110m程下流に羽根木橋(はねきはし)がある。羽根木橋の下流は、ほぼ北に向かって流れている。下流右岸には、桜並木の遊歩道が続いている。
羽根木橋の上下流域。

開進橋 湿化味橋 羽城歩道橋 栗原橋
羽根木橋から70m程下流に開進橋(かいしんはし)がある。下流右岸に桜並木の遊歩道があり、その南側には城北中央公園の広場がある。
開進橋の上下流域。
開進橋から130m程下流に湿化味橋(しつけみはし)がある。変わった名前なので調べてみると、湿化味とは、下練馬村の小字で、石神井川沿いの低湿地を指す珍しい地名である。下流左岸からは旧石器時代の遺構等が出土しており、奈良時代の竪穴住居が復元されている。
湿化味橋の上流域と城北中央公園。
湿化味橋から150m程下流に羽城歩道橋(はねしろほどうきょう)がある。現在、右岸が城北中央公園調節池工事のため閉鎖されている。
羽城歩道橋の橋標等。
羽城歩道橋の下流は、北から東南へほぼ直角に曲がっており、凡そ350m程下流に栗原橋(くりはらはし)がある。栗原橋の下流左岸は城北中央公園の桜川児童公園があり、下流右岸には茂呂遺跡がある。
栗原橋の上下流域。

茂呂橋 桜橋 台橋 宮前橋
栗原橋から170m程下流に人道橋の茂呂橋(もろはし)がある。茂呂橋の北側には城北中央公園のこども広場があり、南側は茂呂遺跡が栗原橋まで続ている。
茂呂橋の上下流域。
茂呂橋から130m程下流に桜橋(さくらはし)がある。下流は両岸共に車道があり、左岸ば川下に向かう一方通行路で、右岸は川上に向かう一方通行路となっている。
桜橋の上下流域。
桜橋から160m程下流に台橋(だいはし)がある。台橋の南詰30m程上流に東宮降誕記念植桜之碑が建っている。
台橋の上下流域と東宮降誕記念植桜之碑。
台橋から130m程下流に人道橋の宮前橋(みやまえばし)がある。宮前という名前から近くに神社があるか調べてみると、橋から北側に直線でも300m以上離れたところに氷川神社があるが、橋の名前の由来になったのかは不明である。
宮前橋の上下流域。

上の根橋 小山橋 耕整橋 学校橋
宮前橋から240m程下流に環状7号線(都道318号)が通る上の根橋(かみのねばし)がある。上の根橋は、上流側の一方通行路と環状7号線が一体となった橋である。
上の根橋上下流域。
上の根橋から70m程下流に小山橋(こやまばし)がある。小山橋は、全体的に濃い緑色に塗られrた橋で、親橋に照明が付けられている。
小山橋の上下流域。
小山橋から80m程下流に人道橋の耕整橋(こうせいばし)がある。耕整橋は、全体的に薄い水色に塗られた橋で、橋の中央に1対の照明が設置されている。
耕整橋の上下流域。
耕整橋から120m程下流に学校橋(がっこうはし)がある。学校橋は、青く塗られており、橋の中央に一対の照明が設置されている。名前の由来は不明であるが、南側の大谷口北町に板橋区立大谷口小学校があり、これが名前の由来かも知れない。石神井川は、学校橋の下流で東から北東へ60度程流路を変えている。
学校橋の上下流域。

山崎橋 上板橋 宿橋 下頭橋
学校橋から200m程下流に山崎橋(やまざきはし)がある。山崎橋も青く塗られており、橋の中央に一対の照明が設置されている。照明は、月をイメージしたような形をしている。
山崎橋の上下流域。
山崎橋から170m程下流に上板橋(かみいたはし)がある。上板橋は、川越街道(国道254号)が通っており、上下流側ともに導水管などが併設されている。
上板橋の上下流域。
上板橋から100m程下流に宿橋(しゅくはし)がある。宿橋は、歩車道の橋であるが、それほど大きくはなく、対岸を結ぶ生活橋として架けられたと思われる。
宿橋の上下流域。
宿橋から90m程下流に下頭橋(げとうばし)があfる。下頭橋は、旧川越街道の下頭橋通りが通っており、明治37年(1904)の道路改修の際に木橋となり、大正13年(1924)頃再び石橋となったが、昭和13年(1928)に鉄筋コンクリート造りとなり現在に至っている。東詰めには下頭六蔵菩薩の祠、下頭橋由緒などがある。
下頭橋の上下流域と下頭六蔵菩薩。

間々下橋 中板橋 向屋敷橋 久保田橋
下頭橋から170m程下流に人道橋の間々下橋(まましたばし)がある。間々下橋の下流左岸に遊歩道があり、直ぐ下流に東武東上線の鉄道橋が架かっている。鉄道橋を抜けると、左手に嘉永2年(1849)の水神宮碑がある。
間々下橋の上下流域と水神宮碑。
間々下橋から120m程下流で石神井川が東に曲がるところに、人道橋の中板橋(なかいたばし)がある。橋の北詰めには、子供の像があり、傍らに 「下頭橋の六蔵」 のプレートが貼られた石神井川碑が建っている。下流は両岸に桜並木があるが、遊歩道で�はない。
中板橋の上下流域と石神井川碑。
中板橋から東に曲がって150m程のところに向屋敷橋(むかいやしきばし)がある。ちょっと変わった名前であり、親柱は屋形をした造りになっているが、名前の由来は不明である。
向屋敷橋の上下流域。
向屋敷橋から100m程下流に久保田橋(くぼたはし)がある。久保田橋の南側には東武東上線の中板橋駅があり、北口の中板橋商店街となっている。久保田橋の下流も両岸に桜並木が続いている。
久保田橋の上下流域。

中山橋 新西原橋 根村橋 中根橋
久保田橋から100m程下流に中山橋(なかやまばし)がある。中山橋の下流も両岸に桜並木が続いている。
中山橋の上下流域。
中山橋から100m程下流に新西原橋(しんにしはらばし)がある。新西原橋は全体的にアクアブルーに塗られた橋で、橋の中央に一対の照明が設置されている。下流両岸には桜並木が続いている。
新西原橋の上下流域。
新西原橋から100m程下流に根村橋(ねむらばし)がある。根村橋は、全体的にライトピンク若しくはミスティローズといった色に塗られた橋で、親柱に照明が付いたおしゃれな橋である。
根村橋の上下流域。
根村橋の下流100m程のところに中根橋(なかねばし)がある。中根橋は、川沿いの道も含めると、変則6差路の交差点にある橋である。中根橋の下流は、左右に蛇行した流路になっていく。
中根橋の上下流域。

双栄橋 西堰橋 堰の上橋 西宿裏橋
中根橋から180m程下流に双栄橋(そうえいばし)がある。双栄橋は、石神井川が70度程南に曲がる直前に架けられている。
双栄橋の上下流域。
双栄橋から80m程下流に西堰橋(にしせきばし)がある。西堰橋は、石神井川が双栄橋の下流で70度程南に曲がった先に架けられている。
西堰橋の上下流域。
西堰橋から120m程下流に堰の上橋(せきのうえばし)がある。堰の上橋は、石神井川が北北西から北北東に、ほぼ直角に曲がるところに、石神井川にやや斜に架けられた橋である。
堰の上橋の上下流域。
堰の上橋から130m程下流に西宿裏橋(にしじゅくうらはし)がある。この橋も石神井川にやや斜に架かった橋であり、南詰め下流側に石神井川碑があり、板橋の説明プレートが貼られている。
西宿裏橋の上下流域。

愛染橋 新板橋 板橋 番場橋
西宿裏橋から70m程下流に愛染橋(あいぞめばし)がある。愛染橋も石神井川にやや斜に架かった橋で、南詰には石神井川の旧流路があり、氷川つりぼり公園となっている。
愛染橋の上下流域と氷川つりぼり公園。
愛染橋から120m程下流に新板橋(しんいたばし)がある。新板橋は、中山道(国道17号)が通り、その上を首都高速5号線の高架が通っている。下流は両岸に桜並木の遊歩道があり、川は東に向かっている。新板橋の南側には氷川神社があり、富士塚や庚申塔などがある。
新板橋の上下流域と氷川神社。
新板橋から140m程下流に板橋(いたばし)がある。板橋は、旧中山道が通り、板橋の地名の由来になったと言われている。石神井川は、この板橋の下流で北東に曲がっていく。下流右岸には、板橋十景碑があり、その南側に旧流路の石神井川緑道がある。
板橋の上下流域と石神井川緑道。
板橋から70m程下流に番場橋(ばんばばし)がある。番場橋は、石神井川が北東に曲がるところに架けられている。下流は右岸に桜並木の遊歩道がある。
番場橋の上下流域。

仲宿人道橋 御成橋 稲荷橋 加賀さくら橋・加賀学園橋
番場橋から170m程下流に歩行者専用の仲宿人道橋(なかじゅくじんどうきょう)がある。下流は左岸に桜並木の遊歩道がある。
仲宿人道橋の上下流域。
仲宿人道橋から130m程下流に御成橋(おなりばし)がある。名前からして将軍か加賀藩主などが通行されたと思われるが、由来は不明である。御成橋の下流側には、歩道橋が併設されており、下流は両岸に桜並木が続き、遊歩道がある。
御成橋の上下流域。
御成橋から90m程下流に人道橋の稲荷橋(いなりばし)がある。稲荷橋の下流も桜並木が続き、遊歩道が整備されている。下流右岸には、土地所有者より無償で板橋区が借上げ、開放している加賀二丁目緑の広場がある。
稲荷橋の上下流域。
稲荷橋から130m程下流に人道橋の加賀さくら橋(かがさくらばし)と一般道の加賀学園橋(かががくえんばし)がある。二つの橋は併設されており、歩車道を区分している。橋の北側から東側には、帝京大学病院、東京朝鮮中高級学校、東京家政大学などの施設がある。
加賀さくら橋・加賀学園橋の上下流域。

加賀二の橋 緑橋 加賀橋 加賀緑橋
加賀学園橋から90m程下流に加賀二の橋(かがにのはし)がある。加橋二の橋は、石神井川が東から南へ直角に曲がるところに架けられている。下流は桜並木の遊歩道が続いており、右岸には板橋区立加賀二丁目公園がある。
加賀二の橋の上下流域。
加賀二の橋から310m程下流に緑橋(みどりはし)がある。緑橋は、石神井川が南から東へ直角に曲がるところに架けられている。下流左岸には石神井川碑の先に板橋区立加賀第二公園があり、正岡子規の句碑が建っている。下流右岸は緑地が続き、徽軫灯籠(ことじとうろう)が建っている。
緑橋の上下流域と子規句碑・徽軫燈籠。
緑橋から南東に320m程蛇行しながら下ったところに加賀橋(かがばし)がある。加賀橋の南詰には、板橋区立加賀橋公園があり、南極の石が展示されている。
加賀橋の上下流域と南極の石。
加賀橋から160m程下流に人道橋の加賀緑橋(かがみどりばし)がある。加賀緑橋の南詰には、戦前の火薬研究所跡地があり、隣接する加賀藩前田家の築山に弾道検査管の標的の跡が残っている。
加賀緑橋の上下流域と火薬研究所跡地および加賀前田家下屋敷跡。

金沢橋 東橋 JR石神井橋 谷津橋
加賀緑橋から120m程下流に金沢橋(かなざわばし)がある。ここまで御成橋や加賀の付く橋があったが、この金沢橋も含めて加賀前田家下屋敷に由来するものと思われる。金沢橋は、上下流側に歩道橋が併設されており、下流は更に南下している。
金沢橋の上下流域。
金沢橋から200m程下流に人道橋の東橋(あずまばし)がある。金沢橋から南下してきた石神井川は、この東橋の下流で東に90度程向きを変えている。東橋の南詰やや上流側に細木芒角星の歌碑がある。
東橋の上下流域と芒角星句碑。
東橋の下流70m程のところにJR石神井橋があり、埼京線が通っている。 JR石神井橋から120m程下流に人道橋の谷津橋(やつはし)がある。谷津橋は、北側の北区立音無こぶし緑地と南側の北区立音無くぬぎ緑地を繋いでいる。谷津橋の下流も南北にうねっている。
谷津橋の上下流域。

観音橋 滝野川橋 紅葉橋 松橋
谷津橋から230m程下流に観音橋(かんのんばし)がある。北詰めの上流側に谷津大観音と呼ばれる観音菩薩坐像がある。これは近藤勇の菩提寺・寿徳寺の住職の発願で建立されたもので、世界平和・子孫繁栄などの願いが込められているという。
観音橋の上下流域と谷津大観音。
観音橋から北東に曲がって280m程下流にいったところに滝野川橋(たきのがわばし)がある。滝野川橋は全体的に緑みのある青色(ターコイズブルー)に塗られた橋である。下流右岸には、北区立音無もみじ緑地があり、川べりに降りることができる。
滝野川橋の上下流域と音無もみじ緑地。
滝野川橋から北東に260m程下流にいったところに紅葉橋(もみじばし)がある。紅葉橋は、紅葉をイメージして朱色に塗られている。紅葉橋の下流右岸に石神井川の旧流路があり、北区立音無さくら緑地として、下流の松橋まで続いている。
紅葉橋の上下流域と音無さくら緑地。
紅葉橋から150m程下流に松橋(まつはし)がある。南詰は音無さくら緑地で、旧流路の下流口である。松橋の欄干には、松かさをイメージした意匠が付けられている。松橋の下流も南北に蛇行している。
松橋の上下流域。

音無橋 王子桜橋 鎗溝橋 堀船橋
石神井川は、松橋の下流を400m程蛇行して進んだところで暗渠となり、明治通り(国道122号)と飛鳥山公園の下を抜けて王子駅の東側に抜けている。暗渠となる手前に旧流路があり、ここに音無橋が架かっている。音無橋の下流は、北区立音無親水公園となっている。
音無橋の上下流域と音無親水公園。
明治通りと飛鳥山公園を抜けて開渠となった最初の橋が、人道橋の王子桜橋(おうじさくらばし)である。上流の右手には、水が流れていない旧流路がある。
王子桜橋の上下流域。
王子桜橋から110m程下流に人道橋の鎗溝橋(やりみぞはし)がある。
鎗溝橋の上下流域。
鎗溝橋から130m程下流に人道橋の堀船橋(ほりふねはし)がある。堀船橋は、首都高速中央環状線の下に架けられた橋である。
堀船橋の上下流域。

溝田橋 新柳橋 豊石橋 新堀橋
堀船橋から200m程下流に溝田橋(みぞたはし)がある。溝田橋は、明治通り(都道306号)が通っている。下流で東に曲がる辺りの左岸には、あすか緑地がある。
溝田橋の上下流域。
溝田橋から370m程下流に新柳橋(しんやなぎばし)があるが、溝田橋の下流から河川整備工事が令和5年8月15日まで実施されており、川縁は歩けず住宅地を迂回していく。橋自体も架け替えの予定で、現在は仮設橋である。
新柳橋の上下流域。
新柳橋から100m程下流に豊石橋(ほうせきばし)がある。豊石橋の上流左岸は工事中であるが、金網越しに橋を見ることができる。豊石橋の西側には、真言宗豊山派の三縁山無量寿院西福寺がある。西福寺は、豊島清光が娘の足立姫の菩提を弔うため創建したという。境内には、かつて豊石橋にあった石橋の奉石橋の石柱が残っている。
豊石橋の上下流域と西福寺。
豊石橋から60m程下流に石神井川に架かる最後の橋である新堀橋(しんぼりはし)がある。豊石橋からは南側の道路で迂回していく。新堀橋の上流側には、新堀歩道橋が併設されている。
新堀橋の上下流域。