庚申塔説明
この庚申塔は、かつて埼玉道から現在の新桜台駅辺りで分岐して北西に伸び、石神井川の大橋を渡ってふじ大山道へ至る旧道の辻(桜台2-43)に所在しました。
正面中央に青面金剛立像が浮彫りされ、上部に青面金剛を表す梵字 「ウーン」 が刻まれます。向かって右側に 「奉造立庚申待成就所」、左側に 「干時元禄二夭己巳二月十七日」、両脇に
「敬白」、下部に8人の氏名が刻まれます。
元禄2年(1689)2月17日に8人が庚申待の成就を記念して造立した庚申塔であると考えられます。
(練馬区教育委員会)
早宮橋上流域
上流の新大橋が見えている
早宮橋橋標(親柱)
早宮橋下流域
下流で更に東に曲がっており、高稲荷橋は見えない
高稲荷公園前に建つ元禄2年(1689)の一面六臂の青面金剛の庚申塔
高稲荷神社石鳥居
高稲荷神社本殿(石祠)
段上に建つ高稲荷神社拝殿
はやみやはし橋標(親柱)
南詰から見た早宮橋
下流右岸から見た早宮橋