メニュー

手賀沼

平成26年5月25日(日) ☀   天王台駅 ~ 手賀沼遊歩道(17.3㎞)  ~ 我孫子駅  22.1㎞

天気も良く風が気持ちいい日和となったので、以前から歩いてみたいと思っていた手賀沼を一周することとした。常磐線で天王台駅に行き手賀沼遊歩道まで直進し、ここから一周17.3㎞をゆっくり歩き、帰りは我孫子駅に出て帰路に着いた。


手賀沼の手前にある八幡神社には、水神宮や庚申塔などが安置されている。 手賀沼の遊歩道脇には、葦などの植物の間から糸を垂れる釣り人が見られる。 水田の向こうに親水広場水の館が見える。ここでは手賀沼の浄化について考える拠点となるようにと、様々な設備や展示物が整備されている。 日曜日ということもあり、釣堀りには沢山の人が糸を垂れていた。
 
噴水のカッパの像は、彫刻家馬場ゆう子氏の作品で、馬場氏の祖父は渋谷の初代ハチ公の像を、そして父は二代目のハチ公像を作ったという。 白鳥の親子が気持ちよさそうにスイスイと水をかき分けて泳いでいた。 遊歩道には釣り禁止の立札があるが、ここ手賀大橋の前では、何人かの釣り人が糸を垂れていた。 手賀大橋を越えると我孫子俳句同好会の作品が掲示されている。
 
大正時代、手賀沼の畔には多くの作家や文化人が暮らしており、その中の一人志賀直哉の石碑がある。 手賀沼公園の手前にも多くの釣り人がいた。 手賀沼公園の水際 手賀沼公園の前のボートセンターには、出番を待つ貸ボートが沢山係留されている。
 
手賀沼に沿った直線道路が北柏ふるさと公園まで続く。 歩道の直ぐ脇の畑の中に野生のキジがいるのにはちょっと驚いた。 北柏ふるさと公園の湿地帯に木の橋が架かり、植物や動物を観察できる。 北柏ふるさと公園内のお花畑
 
柏ふるさと大橋を渡ると柏ふるさと公園があり、公園に大きな渦巻のモニュメントがある。 柏ふるさと公園の先にもたくさんの釣り人が糸を垂れている。 北千葉導水ビジターセンターは、「手賀沼の水を浄化」「洪水を防ぐ」「暮らしに必要な水の供給」といった3つの役割を持った導水路や手賀沼の自然環境を紹介してる施設です。 北千葉導水ビジターセンターの先の北千葉導水路脇から、手賀沼に向かって白鳥が横断していた。
 
手賀沼に生息する魚を絵で紹介している。コイ、フナ、テナガエビは現在でも見られるが、ウナギ、銀ブナ、ボラなどは見られなくなったという。 この橋は、手賀沼に流れ込む大津川に架かるヒドリ橋で、橋の下流には釣り人が何人かいた。 鼻喰い田の石碑で、昔、大津川を挟んで追華城主と戸張城主が戦い、取っ組み合って田に落ちて鼻に咬みついたことから 「鼻喰い田」 と呼ぶようになったという。 鼻喰い田の石碑の建つ辺りは、一面に水田が広がっている。
 
黄金の亀で昭和3年に風早村大井の森さんの庭先で金色の亀が捕獲された。昔から手賀沼の深い所には 「黄金の亀」 が棲息すると言われている。 所々に休憩スペースが設置されており、お花が栽培されていて目を楽しませてくれるところもある。 伝奇 「日女若ものがたり」 の碑で、箕輪城の城主の日女若(美しい女武者)についての伝奇が刻まれている。 遊歩道には、いくつか櫓が組まれていて上ると手賀沼が一望できる。
 
沼面に一面に広がる蓮の群生がすごい。花をつける頃は綺麗だろうと思われる。 蓮根を採っている人がいたが、研究のためであろうか。 泉村新田を流れる真っ直ぐな川の両岸には水田が広がっている。 片山新田から曙橋に渡る青い橋と水門が見えるが、ここでも子供達が釣りを楽しんでいた。
 
橋を渡った先に手賀沼フィッシングセンターがある。ここはレストランもあり、魚料理を頂くことが出来る。 水路に入ってきた子連れの白鳥を親子連れが上から覗いていた。 遊歩道に出てきた3匹の猫に訪れたハイカーが食べ物をあげていたが、この辺りの野良猫であろうか。