須賀神社本殿

神楽殿

須賀神社拝殿

 粟飯原氏の創建になる神社で宗族門葉の祈願所とした。御祭神は素戔嗚命(明治以前は牛頭天王)である。
 天正18年(1590)松平家忠公が当地に封され、さらに営繕を加え、神領若干を寄付した。寛永16年(1639)内田正信公が藩主となる。公は信奉特に篤く、翌17年5月社殿を造営した。以降大規模な修繕が加えられ、現在の社殿は大正3年(1914)に改築したものである。なお、境内にある水天宮の建立は元禄年間(1700頃)とされている。
 春の祭礼としては毎月4月3日に木内大神の氏子によって奉納される神楽が境内の、神楽殿にて開催される。
 夏の祭礼には、旧小見川町内最大規模のもので、毎年7月20日後の金土日に六町(川端・仲町・本町・小路・南下宿・北下宿)内の氏子によって祇園祭が執り行われる。この祇園祭は 「須賀神社由緒沿革」 によれば、寛永16年に藩主内田正信公が米穀金銭を寄進して祭礼費を援助したことに始まると伝えられている。
 秋の例祭は、毎年11月24日に新嘗祭が執行される。

手水舎

常夜燈が建つ参道

須賀神社鳥居

須賀神社由緒

水天宮本殿

神楽殿の扁額

水天宮

御嶽神社鳥居

御嶽大神碑

水天宮本殿に掛かる三峯神社・大山阿夫利神社の扁額

松尾大神