猿田東之助碑

故猿田源八君之碑

正福寺山門

 猿田東之助(さるたとうのすけ)は、小見川藩に生まれ、父猿田源八とともに積川一刀流を学んだ。明治18年(1885)に千葉県看守を務め、その後、警視庁警察官、皇宮警察官を務めた。更に大正5年(1916)に帰郷し、佐原中学校、小見川農学校の剣道師範を務めた。

正福寺本堂

鐘楼

正福寺由緒碑

宝永4年(1707)の二十三夜塔など

青面金剛の庚申塔 ・ 石祠

 山号を正慶山、寺号を正福寺という。聖観世音を本尊とする真言宗の寺である。
 寺伝によれば行基によって、天平2年(730)に開山したといわれ、建久9年(1198)には運慶によって再興したと伝えられている。
 さらに徳川氏の時代に隆盛を誇り、多くの寺領が与えられている。
 昭和59年に大改築が行われ、今日に至っている。