根本川樋門脇に建立されていた 「津宮山龍性院」 は、真言宗智山派惣持院の末寺であった。明治初年の廃仏毀釈で」廃寺となり、現在残っている墓地の西方に建立されていた上宿念仏堂(通称行屋)は、上宿公民館として使用されていたが、昭和33年堤防の改修工事のため、鳥居河岸より東の宮方向に150m程の所に移転し改築した。
 道路脇に 「念佛道場」 と刻した石碑が建っており、寺宝には阿弥陀如来2体、不動明王1体と大師像がある。

地蔵堂の地蔵菩薩立像

地蔵堂

如意輪観音と大日如来坐像

念佛道場碑

地蔵堂に掛かる地蔵尊の扁額