このマキは、幹回2.87m、樹高4.8m、枝張は東西9.5m、南北9.0mに及ぶ県内有数のイヌマキで、樹齢は500~600年と推定されています。
細部にわたり手入れが行き届いており、亀の甲を思わせる独特の形態に仕立てられているところから、「亀甲槙」 の名で知られています。
マキは 「千葉県の木」 にも選ばれ、良く知られた木ですが、「亀甲槙」 のように、大きく特異な樹形に育ったものは、近郷近在では例を見ません。
なお、神崎家には亀甲槙を描いた 「獨立槙木之圖」 (独立槙木之図)が伝わりますが、その作者、制作時期など詳細は不詳です。
(神崎町教育委員会)
亀甲槙説明
亀甲槙
下から見上げた亀甲槙
鍋屋源五右衛門こうざき東蔵店
神崎酒造蔵に書かれた 「仁勇」