当立嶋大師堂は、四郡大師護国教会に属する御堂である。稲敷・相馬・印旛・殖生(栄町・成田市等の昔の呼称)四郡に跨る八十八ヶ所の霊場で、文政年間殖生郡東金山の大見川安衛門が四国の霊場より拝領した土を盛り利根町徳満寺を結願寺とする由緒深きものである。
 然し160余年の風雪に耐えて来たものの痛みも甚だしくなった為、再建の運びとなったのである。
 再建に当たっては世話人衆の努力と百人近い信者の御浄財を賜り、棟梁加瀬公彦氏の建設により平成元年3月吉日完成落慶を迎えるに至ったのである。 
 茲に御賛同下さった信者の御芳名を刻み、末永く感謝の意を表する次第である。

風化が進んだ如意輪観音

立嶋大師堂再建記念碑

弘法大師像

大師堂

手水舎

延宝5年(1677)の石祠

水神社本殿

水神社拝殿