池鯉鮒宿本陣跡解説
本陣とは、江戸時代の宿駅に設けられた、大名や幕府役人、公家等が宿泊する公認の宿舎である。
東海道39番目の宿駅である池鯉鮒宿には、本陣・脇本陣(本陣だけで対応できない時の予備の宿)が各一軒置かれていた。
本陣職は、当初峯家が勤めていたが(杉屋本陣)、没落したため、寛文2年(1662)からは永田家によって引き継がれた(永田本陣)。 敷地3,000坪、建坪300坪と広大な面積を有していたが、明治8年(1875)に取り壊され、200年近く続いた永田本陣も、時代の変化とともにその使命を終えた。
知立市教育委員会
明治天皇行在所聖跡碑
池鯉鮒宿本陣跡碑