この常夜燈(仏式)は東海道岡崎の宿両町の街角に火災防止の祈願から遠州秋葉山永代常夜燈として今より182年前寛政2年(1790)庚戌12月に建てられたものであります。その後、昭和20年(1945)7月20日未明の空襲で災禍にあいましたが、昭和47年(1972)10月22日までその原型を留めていました。
 追日の痛みもひどく危険になりましたので取り壊し、その一部 「宝珠」 を残しこれを安置保存致したものであります。
 岡崎では、最も古い由緒ある常夜燈で、目下重要な文化財として惜しまれております。

常夜燈の由緒

宝珠

宝珠