交通安全「嘉右衛門の宿」由来碑

 裏手を流れる山網川は、竜泉寺川と山網川が合流して間もない所で、この先で乙川に合流している

 岡崎ゲンジボタルは、竜泉寺川(生田川)、山綱川流域に多く発生していたので、生田蛍ともいう。農業・工場廃液、周辺の都市化等により、ホタルの発生は著しく衰退しているが、地元保存会によりホタルの養殖・河川の美化活動が行われている。
 現在、ゲンジボタルは、「河合地区」に発生し、6月上旬の羽化最盛期には、夕刻8時頃、ホタルが飛び交って真に美しい。ホタルの美しさと共に、ホタルの育つ自然環境を市民の宝として後世に残していきたい。
  岡崎市教育委員会

岡崎ゲンジボタル発祥地解説

山網川

草の葉を 落ちるより飛ぶ ほたるかな

 嘉右衛門の宿は、昭和36年故高井武さんが国道を走るトラック運転手の交通安全を願い無料休憩所として開設されました。昭和44年に市が寄附を受け運営してきましたが、交通事情の変化と建物の老朽化により、昭和60年に閉鎖しました。その経緯を残すため宿の石碑を移設し高井さんの交通安全によせた心情と功績をしるします。

天然記念物岡崎源氏蛍発祥地碑

芭蕉句碑

嘉右衛門の宿・運転車憩の家碑

交通安全観音菩薩