長屋門が残る宇津野氏邸跡

長屋門

宇津野龍碩(りゅうせき)邸跡と長屋門

 本宿村医家宇津野氏は、古部村(現岡崎市古部町)の出といわれ、宝暦年間(1751-63)三代立碩が当地において開業したのが始まりと言われている。
 七代龍碩は、シーボルト門人青木周弼に、医学を学んだ蘭方医として知られている。
 安政年間、当時としては画期的ともいわれる植疱瘡(うえほうそう)(種痘)を施している。
 (郷土史本宿研究会)