この常夜燈は、文化2年(1805)吉田宿東惣門前(現在の東八町交差点付近)に建てられたものである。
 以来、「新町の大燈籠」 として吉田の名物の一つとなり、近隣の町民をはじめ市民に親しまれてきたが、三河地震(1944)による倒壊と、それに続く戦火に遇って放置されてきた。
 この状態を憂えた常夜燈保存委員会により、昭和55年(1980)豊橋公園内に復元されていたが、平成13年(2001)が 「東海道宿駅制度400周年」 の節目の年でもあり、江戸時代に建てられていたこの付近に再復元したものである。
 (豊橋市常夜燈保存員会)

秋葉山常夜燈

秋葉山常夜燈説明碑