社伝によれば、永仁3年(1195)鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮から勧請したのが創立と伝えられます。毎年8月10日に行われていた例祭の湯立神事は、幕府から薪が下付され、幕府役人をはじめ各所から集まる人々で境内は混雑を極めたと言われます。この例祭は現在では10月10日に、神輿渡御の神事が行われています。
江戸時代には、黒印地2石を受け、その格式はかなり高いものでした。
現在では二川の氏神となっています。
境内にある秋葉山常夜燈は、かつて二川新橋町の街道枡形南にあったもので、文化6年(1809)に建立されたものです。また二川宿の人々の寄進による燈籠2対が今に伝わっています。
八幡神社由緒
湯立て神事に使われた井戸
八幡神社本殿
神明神社一の鳥居
境内社の稲荷神社
鳥居に掛かる八幡神社の扁額
両部鳥居の二の鳥居
境内社の護国神社
境内社の津島神社・三峯神社
境内社の若宮神社
神楽殿
文化6年(1809)の常夜燈
太平洋戦争で供出された後、再建された青銅製燈籠
大正12年(1923)の常夜燈
手水舎
八幡神社拝殿
八幡神社三の鳥居