太古より笠子大明神と称し、高志山の麓白管帯の港の西岸に鎮座ありしが、今より約1000年前、貞元元年(859)6月高浪のため、現在の汐見坂元観音と称する地に移し奉る。
 明応8年(1499)6月10日の海肅により笠子山中、小字屋敷の前へ遷し奉る。
 元和2年(1616)11月3日、笠子山中より現在の地に再建遷社する。
 古来より笠子庄内の住民、産土神として崇敬厚く、ここに住む人々の心と心を結ぶ拠り所とし、深い信仰を集めている。

笠子神社由緒

参道石段は北側にある

大正13年(1924)の一の鳥居

大正13年(1924)の常夜燈

拝殿に掛かる笠子神社の扁額

境内社の秋葉神社

拝殿奥に鎮座する笠子神社本殿

南東を向いている笠子神社拝殿

手水舎

明治35年(1902)の二の鳥居