毎年2月と12月の8日に子供達によって行われる送り神行事で、江戸時代の天明年間の発祥と伝えられる。子供達の唱えるお囃子から 「大倉戸のチャンチャコチャン」
とも言われる。
椿の枝にデックラボーという藁人形を乗せたものをバンド船と呼び、子供達がお囃子を唱え、鉦を打ち鳴らしながらこれを曳き、笹竹で叩いて村はずれまで送る。
新居地区では大倉戸のほかに松山、内山地区でも昭和30年くらいまで行われていた。
(湖西市教育委員会)
天明6年(1786)の常夜燈
文化8年(1811)の秋葉山常夜燈
吹きわたる 遠つ入り江の あさかぜに 波間行(ゆき)かふ 海士(あま)小舟かな
鱸有飛(1756~1813)
新居生まれの江戸時代後期の国学者・国語学者・俳人。和歌・俳諧・狂歌・絵画など多彩な才能を発揮したが、本領は古典研究・国語研究にあり、加茂真淵、本居宣長の学問を批判的に発展させた。
著書に 「万葉正解」 「四十八音略説」 「助辞本義」 などがある。
この作品は、高師山あたりからか、浜名湖の朝のきらめきを詠んだ歌で 「吟双紙」 に収められている。
(新居町教育委員会)
手水石
鱸有飛(すずきありとび)歌碑
恵比寿神社鳥居
拝殿内部
恵比寿神社拝殿
鱸有飛説明碑
陶器の祠
大倉戸のチャンチャコチャン説明