舞坂渡船場跡(本雁木跡)説明

舞坂魚市場

漁船などが係留された先に国道1号線浜名湖バイパスが見えている

 江戸時代、舞坂宿より新居宿までの交通は渡船であり、舞坂側の渡船場を雁木といった。雁木とは、階段状になっている渡船場のことをいい、本来は 「がんぎ」 と読むが舞坂では 「がんげ」 と言っている。
 ここは、東海道を旅する人が一番多く利用した本雁木跡で、東西15間、南北20間の石畳が往還より海面まで坂になって敷かれていた。また、ここより新居へ向かう船は季節により多少変わるが、関所との関係で朝の一番方は午前4時、夕方の最終船は午後4時であった。            
  (浜松市教育委員会)