ここは江戸時代、舞坂宿唯一の橋である舞坂橋が架かっていました。北に西長池という大きな池があり、南側から松並木を横切って昭和10年(1935)頃まできれいな水が流れていました。
 天保14年(1843)の東海道宿村大概帳には、次のように書かれています。

   字舞坂橋
   土橋 長7尺 横3間 橋杭4本立弐組
 是は前々より御普請所にて、寛政10年(1798)御代官辻甚太郎掛りにて御普請これあり
 この証拠書物は宿方にあり、文化14年(1817)にも御普請これあり、もっとも土橋のため保持に難あり、宿役で板橋に掛換えをした。

 (舞阪町教育委員会)

舞坂橋跡の後方松並木

舞坂橋跡の前方松並木

舞坂橋跡の説明