徳川秀忠の誕生井戸
誕生井戸と刻まれた常夜燈
徳川秀忠公誕生の井戸説明
誕生井戸はここの西方約50m位のところにあった。昔、その一帯は旧城下であり家康公の在城当時には下屋敷が構えられていた。二代将軍徳川秀忠の生母は、家康の側室西郷の局で、秀忠の出産は同下屋敷でおこなわれた。その時使われた産湯の井戸を誕生井戸という。その井戸は明治の頃まで残っていたそうである。
また、ここの北方の誕生橋は秀忠の産まれた下屋敷が誕生屋敷と呼ばれたことに因んでの命名である。
浜松市
家康公の側室である西郷局が2代将軍秀忠公を生んだとき、産湯としてこの辺りにあった井戸水が使われたという伝承のもとに作られた井戸です。出生地とされる場所は2説あり、1説はこの付近。もう1説は浜松城二の丸の北にあったといわれています。