民家脇の供養塔と小祠

大日如来を祀った小祠の厨子(中央)

 江戸時代から羽島家の先祖は三代に亘り 「法印」 を務めており、その三代目鈴宝院良順が奈良県の大峯山の霊場において33回の修行を重ね、この地に大日如来を祀ったという。

 大日如来は、真言密教において諸仏諸尊の本尊で、この世の総てのものに知恵の光を
およぼして、あまねく一切を照らし出し、慈悲の活動が活発で不滅永遠である。
   ご詠歌
 月明かり汚れ不浄も隔てなく この世の闇を照らす大日

大峯修行三十有三度

法印大先達   鈴宝院良順