建立は弘化3年(1846)で、両側に秋葉大権現と富士浅間宮と刻まれています。いずれも火を鎮める神様です。名主をはじめ村人が防災の願いを込めて造ったものです。
 最初はここの筋向かいの旧東海道の十字路の隅に立っていました。
一時、耕地整理(昭和3年~同26年完了)に伴い、氏神の地方神社に移されていましたが、東海道400年祭を記念して平成13年7月に現在地に移築されました。
 均整のとれた美しい姿の石燈籠です。防災、村内安全とともに東海道を行き交う旅人の安全も見守っていたということでしょう。
   (清水町教育委員会)

この場所は、八坂神社・お天王様出社設置の祭事を行う場所であるため立ち入らないでください。

常夜燈説明

東海道道標 新宿

弘化3年(1846)の常夜燈

立入禁止札