道灌蔵入口の菰樽(道灌・千代八千代)

草津宿と政所説明

道灌蔵

 草津宿は東海道53次の宿場の中でも大宿で水陸交通の要所でもあることから関所的な役割を担ってきました。
 草津宿でこの付近一帯は、政治的な中心地として、宿場における旅に必要な馬や人足の用意をしたり、宿の管理を行う問屋場がありました。併せて東海道筋では三ヶ所しか置かれていなかった荷物などの重要検査を行う貫目改所も設置されていましたので太田家を中心とするこの付近は、草津の政所(まんどころ)と云われてきた所以です。