平入り正面上部の虫籠窓風の意匠や漆喰で塗り込められ、出桁などが町屋らしい雰囲気をかもし出しており、鬼瓦には文政13年(1830)の銘がみられます。街道に並行した切妻造の背面で、棟が直交するT字形の屋根形式となっており、草津宿の町屋にみられた特徴を持っています。 草津宿には、本陣が2軒、脇本陣が時代によって2~4軒ありましたが、この家は脇本陣藤屋與左衛門家にあたります。 (草津市教育委員会)
脇本陣藤屋與左衛門(吉川芳樹園店舗)
脇本陣藤屋與左衛門表札
吉川芳樹園店舗兼主屋説明