善性寺縁起
善性寺本堂
鐘楼
慶安2年(1649)僧玄龍開基、道場を開き竹林坊と号し、宣和法王より佛像を受く。正徳3年(1713)二世了悦、木仏安置、寺号公稱を許さる。寛保3年(1743)三世示教、本堂再建。寛政6年(1794)四世恵観、本堂改修。
シーボルト善性寺を訪ねる
文政9年4月善性寺第五世僧恵教のときオランダの医師で博物学者シーボルトが江戸からの帰途善性寺を訪ねている。 そのときの見聞 「シーボルト江戸参府紀行」
に 「かねてより植物学者として知られている僧恵教のもとを訪ね、スイレン、ウド、モクタチバナ、カエデ等の珍らしい植物を見物せり」 云々とある