水子地蔵尊

地蔵尊・無縁仏・五輪塔

 白鳳時代(推定)、三雲山栗本寺と号し名刹栗の大木にまつわる伝説に由来するとも伝わる大地(寺)。開祖不詳。
 中世室町時代、近江源氏ゆかりの大西大和守一族にて三雲山真慶寺と改号、再興。
   本尊 阿弥陀如来立像(仏工春日作)
   脇仏 地蔵菩薩立像(聖徳太子作)
 手孕地蔵として、子授け、歯痛と無病息災、安産守護のご利益あり(栗太郡誌より)
 明治維新で廃仏の受難。農地改革で寺財の消失があり荒廃。昭和12年まで尼寺であった。昭和51年より手原区による管理。手原駅前区画整理事業で、寺・墓地を整備、千体地蔵尊の供養もされた。平成14年自治会に、真慶寺委員会が設置される。浄土宗本山知恩院に属す。

真慶寺本堂

阿弥陀如来立像(仏工春日作)と地蔵菩薩立像(聖徳太子作)が祀られた本堂内陣

本堂に掛かる真慶寺の扁額

地蔵尊