三代目藤五郎幼名長之助
 弘化3年(1846)旗本竹中主水家(代官職)生まれ。明治維新後27歳で栗大第4区長に、明治12年初の県会議員に当選、明治30年栗大銀行を創設、頭取として経済・郷土の隆盛の礎を築く。醤油醸造では家訓を守り、勤倹節約を旨としながら、慈善事業や公共工事には多大の資金を投じられた。明治35年没。

四代目藤五郎幼名菅次郎
 文久元年(1862)生まれ、三代目の弟、家業を引き継ぎますますの隆盛を極める。原料の研究に取り組まれた。大正12年に開業された手原駅には多大な協力をされた。昭和2年没。栗大銀行最後の頭取。

手原醤油顕彰碑

手原醤油店