このイチョウは滋賀県下において他に例を見ないほどの巨木で、樹高約24m、目通り周囲約4.4mあります。
樹齢はおよそ約600年を経ていると推定され、多数の気根(地上の幹から出て空気中に露出した根)を垂れています。樹勢もすこぶる盛んで枝葉が密生し、樹形も均斉のよくとれた美しい姿を保つなど貴重な名木です。
また、このイチョウは和田神社の神木として、さらに琵琶湖上から和田の浜の目標樹となっていたと思われます。石田三成が関ケ原合戦後、捕われて京へ護送される途中、休止の際につながれた樹でもあると伝わっています。
昭和51年12月に大津市保護樹木に、昭和53年2月に大津市の指定文化財となりました。
鎌倉時代の建築で国の重要文化財
大イチョウの説明
奥村大明神を祀る稲荷社
和田神社本殿
天満宮
中門 (神門)
膳所藩の藩校「遵義堂」の高麗門を移築した表門(神門)
鳥居
鳥居に掛かる和田神社の扁額
石田三成が繋がれた大イチョウ
拝殿内部
手水舎
拝殿