石部中央道の辺広場より南へ約50m行った殿城道あたりにあった。 二階建てのかなり大きな建物であり、席は前列の左右が一等席、その後ろが二等席で中央が桝席になり、一番後は三等席で、その他は桟敷席になっていた。 二階は特等席であった。中央に回り舞台が設置されており、このような規模の芝居小屋はこの付近にはなく、遠方から観客が集まったと伝えられる。 大正8年に火災により焼失し、その為に当館の資料はなにも残っていない。
  湖南市観光協会

常盤館跡説明

問屋場跡説明

 石部宿の問屋は、人馬・伝馬・荷馬を集めて宿の業務(継立事務)を行なうところを問屋と呼び、いつも役人が3名~5名程在中し人馬の継立をする必要な仕事を分担して賑わっていました。
 場所は、石部中央の信号から北へ100m程の砂川の東側にあったが、後に信号の北西の角あたりに移ったと言われています。
  湖南市観光協会