無縁諸精霊菩提碑
鐘楼
卯の花に すそすれすれて 更衣 (美松亜渓)
五月雨に 草木のこころ 引き立てる (志宇)
ものいへは 唇寒し 秋の風
松尾芭蕉句碑解説
奥村亜渓・志宇句碑解説
奥村亜渓・志宇句碑
本堂に掛かる平松山の扁額
西照寺本堂
南無阿弥陀仏名号碑
十三重塔
南無阿弥陀仏百万遍供養塔
三雲村平松(現湖南市平松)代官奥村俊治と妻志宇は夫婦とも文芸を好み、俊治は亜渓と号して、自宅を「美松亭」と名付け風流韻事を楽しみ、客を厚遇したことから来客は絶え間なく、自ら美松亭亜渓・美松亭志宇女と称した。ここ西照時に夫婦の墓がある。
元禄4年(1691)芭蕉49歳の句
人の短をいふ事となかれ 己が長をとく事なかれ
他人の非をなじったり自分の優れたことなどをしゃべらないとの意味
芭蕉句碑