私たちは、郷土に深い愛情をもって土山町を「あいの土山」と呼びます。これは、鈴鹿馬子唄によって唄い継がれてきた大きな遺産です。
 そこで、土山が宿場町であったことをシンボル化し、日本一のモニュメントを造ろうと考えました。鈴鹿峠には旅の往来の安全を祈願し江戸中期に建立された「万人講常夜燈(高さ5m、重量38t)」と称する石灯籠が現存しています。その心を平成に生かさんと、完成したのが 「平成万人灯」 です。
 この「平成万人灯」は、自然石としては日本一の大きさで、夜間には火袋に明かりが燈され、またライトアップし、昼夜を問わず人々の目を楽しませています。
   石種 : 白錆御影石
   高さ  : 基礎上9.33m
   重量 : 156.8トン
   平成3年建立

平成万人灯説明碑

平成万人灯

歌川広重画「東海道五十三次之内土山春之雨」

街道左手の旅籠藤屋跡

あいの土山碑

平成万人灯碑