従是

左江戸へ百十里

右京都へ十五里

上島鬼貫解説

上島鬼貫句碑

歌川広重画 「東海道五十三次之内土山春之雨」

地蔵堂

着色された二体の地蔵尊

生里野地蔵公園碑

東海道近江国土山宿名生里町

上島鬼貫は、大阪の伊丹で生まれた俳人で、東の芭蕉、西の鬼貫とも言われ、独自の俳諧の境地を拓いた人である。 この俳句は、上島鬼貫が、貞享3年(1686)の秋に、東海道の旅の途中、土山に寄り、お六櫛を買い求め、鈴鹿の山へ向かう時に詠んだ句である。  土山の町並を愛する会

吹けばふけ 櫛を買いたり 秋乃風

江戸 ← 土山宿 → 京

東海道道標