この題目塔は、東海道の川合と和田の境にあり、昔から 「川合のやけ地蔵さん」 「法界塔さん」 と呼ばれている。 総高2.59mで、塔身の正面に 「南無妙法蓮華経」、右側に 「後五百歳中廣宣流布」、左側に 「天長地久國土安穏」、背面に 「施主谷口法悦」 と刻まれている。
造立者の谷口法悦(生年不詳)は京の日蓮宗の篤信者で、17世紀末頃、一族と共に各地の寺院、街道筋や追分などに題目塔と呼ばれるこれらの塔を造立したことがわかっている。
平成16年9月建之 亀山市教育委員会
谷口法悦題目塔説明
民俗資料法悦供養塔標柱
谷口法悦題目塔