延命地蔵尊

宝篋印塔

聖観世音菩薩

観音堂

内陣に掛かる歓喜天の扁額

本堂内陣

内陣に掛かる大聖大悲不動明王の扁額

 当山は天台宗の寺で、昔は延楽寺とも書かれ、比叡山延暦寺の末寺である。
 その昔、延暦寺の開祖伝教大師が当地にご巡錫になられたときに開かれたお寺であるとも伝えられている。
 文明2年(1470)に書かれたという 「扶桑鏡銘梵鐘銘文集」 の中にも延楽寺(円楽寺)のことが出ており、この頃、すでに寺があったことが分かる。しかし、安政元年(1854)の大地震で寺が倒壊し、また、大正12年(1923)の水害にも遭い、寺の記録が全て失われたため、詳しいことは不明である。
 円楽寺の本尊は不動明王で、その脇仏として釈迦如来と薬師如来、歓喜双身天王(通称聖天さん)が祀られている。
 最近では 「人形供養」 と言って5月18日と11月18日の年2回、家庭で眠っていて不要となった雛人形などを読経と共に火葬にする行事が行われ、毎回多数の人形が持ち込まれており、この地方では有名な行事となっている。

円楽寺由緒

本堂に掛かる萬松山の扁額

円楽寺本堂

歓喜院阿闍梨性全和尚墓碑

子育地蔵尊

人形塚

白龍稲荷神社