佐佐木幸綱歌碑
佐々木弘綱説明
佐佐木幸綱説明
佐々木弘綱翁紀念碑
しゃくなげを 愛し短歌を すずか嶺を愛し 石薬師を 愛したる人
信綱の父。歌人・国学者。伊勢山田の国学者足代弘訓に師事した。53歳の時上京し、東京大学の講師となる。門人は全国にわたり1600名ともいわれる。古典の口語訳書、撰集、自作歌集、和歌に関する研究書など著作は、100余に及ぶ。この碑は、1908年(明治41)建立された。
以後、毎年碑前祭がこの境内で行われていた。
碑表には弘綱の矜持詠がある。
和歌の浦に 老をやしなふ 葦田鶴は 雲の上をも よそに見るかな
歌人・国文学者。紫綬褒章受章、日本芸術院会員、早稲田大学名誉教授。1938年佐佐木治綱(学者歌人)と由幾(歌人)の長男として東京に生まれる。
佐佐木信綱は祖父である。現代短歌界の重鎮であり、万葉集等の研究でも著名である。佐佐木信綱顕彰歌会には選者として招聘されている。