隣の家の前に建つ小澤本陣跡説明
小澤本陣跡説明
小澤本陣阯碑
東海道石薬師宿は元和2年(1616)、幕命によって設立された。 この時から、村名も宿の名も 「石薬師」 となった。当時、石薬師寺が近郊近在に知れ渡っていたので、寺名をとって村名とした。
大名が泊まるところを本陣といい、小澤家が本陣を勤めていた。 石薬師宿は小高い台地にあり小澤本陣のまわりには高い松の木があったので、別名 「松本陣」 ともいわれていたという。
小澤家には当時の文書が多く残されており元禄時代の宿帳には赤穂の城主浅野内匠頭の名も見える。
平成18年12月 石薬師地区明るいまちづくり推進協議会
東海道石薬師宿は元和2年(1616)幕命によって設立され宿の名は当時有名であった石薬師寺からとった。 大名の泊る宿を本陣といい、小沢家がこれを勤めた。
屋敷は現在より広かったようである。残る文書も多く元禄の宿帳には赤穂の城主浅野内匠頭の名も見える。 国学者萱生由章(1717-75)もこの家の出である。 鈴鹿市