庚申塔群

明治神宮遥拝所

橿原神宮遥拝所

拝殿内部

拝殿に掛かる小許曽神社の扁額

小許曽神社拝殿

 平安時代、醍醐天皇の延喜5年(905)に編纂された延喜式(式とは律令の施行規則)のひとつに、全国の官社3,132社を記載した神名帳があり、当小許曽神社の名もそこに記されている。このように小許曽神社は格式ある延喜式内社として千百有余年の歴史を有しており、古くから地元民に崇拝されている。
 祭神には、大日霊貴尊、天宇受売命、布刀玉命をはじめ13の神様が祀られている。小許曽神社には元来東の宮、西の宮の2社の他に小社、祠、山神社があったが、明治39年(1906)の宮内庁合祀令を受けて、西の宮(現小許曽神社)に合祀された。また、昭和14年(1939)には山の神(現高塚町)に祀られていた愛宕大権現も合祀された。 当社の神事として、粥試し(筒粥)、奉賛(宮当番に感謝する行事)、当渡し(宮当番の引継ぎ)があり、正月中旬に行われる。粥試しとは、小豆粥と細い女竹五本を使って、竹筒内に入った米粒の数で早期(そうさ)・早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)の稲作と畑作の豊凶を占う神事である。

小許曽神社由緒

神明系鳥居

手水舎

地蔵堂の地蔵菩薩

白龍大神

愛宕大権現