当山の縁起は、当町南面に土岐代康氏が居城していたが、その跡地に八幡宮を勧請、その祈願所を米田山珠賓法鎮寺と号したことに発する。当初は真言宗であった。その後、当時の寺の末弟真蓮阿闍梨が、当町の北面に寺院を建立し、米田山大蓮寺と号した。
 戦国の世に寺院が焼失し仮堂のままとなったが、長禄年間(1457-60)専修寺第十世真慧上人の教化に帰依し、浄土真宗に改宗した。
 寛正元年(1460)清順上人により、真宗高田派専修寺末寺米田山大蓮寺として開基された。
 その時、真慧上人より恵心僧都真筆の阿弥陀尊像一幅を賜ったとある。現在の本堂は、文化10年(1813)12月に再建され、快慶作の本尊阿弥陀如来立像御丈一尺五寸が安置されている。

石燈籠

三部妙典教石碑標柱

教石碑

大蓮寺解説

山門

大蓮寺本堂

鐘楼

手水石

本堂に掛かる米田山の扁額