筆子塚

南無阿弥陀仏名号碑

 この燈籠は高さ2m40㎝あり 「正定院筆子中」 と刻まれています。
 「筆子中」 とは寺子屋で教育を受けた門下生たちのことです。誓正寺の筆子塚は住職であった正定院法瑞を先生とする教え子たちが学恩に感謝し、慶応4年(1868)に建立したものです。
 竿石の裏面には法瑞先生のプロフィールが記されています。法瑞先生は文化10年(1813)長野村(津市美里町)清芳寺に生まれ、天保9年(1838)に誓正寺住職となり寺を再興し、子供たちに習字などを教え、お酒が好きで、慶應2年(1866)に住職を引退したとあります。
 幼い時の学恩を忘れず慕いつづけ筆子塚を建立した教え子たちとお酒が好きな先生との間の人間味あふれた深い絆は、今日の社会でも求められている大切なことではないでしょうか。合掌

筆子塚説明

誓正寺山門

誓正寺本堂

本堂内陣