瑞光寺中興開山豊屋永隆和尚は、三河国(現愛知県)宝飯郡に生まれ、幼少のころ徳川家康と親交があった。
 永隆の弟子隆眞が、元和元年(1615)に記録した 「開山和尚伝」 によると、家康は上洛の際当寺永隆和尚を訪ね、庭先の柿を賞味したことから、後世、この柿を 「権現柿」 と呼ぶようになった。
 瑞光寺は、応永4年(1371)の創立と言われ、小野川の上流にあったが、兵火により焼失した。その後、永禄~天正年中(1558-1591)に、当時の亀山城主関安芸守盛信が菩提寺として現在地に移し再興したと言われている。
      平成27年10月 亀山市

観音堂

嘉永2年(1849)の旧観音堂鬼瓦

権現柿

瑞光寺山門

山門に掛かる河上山の扁額

鐘楼

観音堂内の弘法大師

本堂に掛かる瑞光禅寺の扁額

瑞光寺本堂