飲料水・雨水などの文字が刻まれている

○○記念碑

西唱寺本堂

陽刻された地蔵尊碑

地蔵堂

鐘楼

山門

 当山は浄土真宗高田派の寺院である。 永禄2年(1559)僧玄聖の開創で、昔は安立院と称し、浄土宗の寺院であったが、江戸時代初期に住持の誓宅が専修寺第14世尭秀上人に帰依して浄土真宗高田派に転じた。 この折、尭秀上人から本尊を賜った。  
 寛文元年(1611)寺号を西唱寺と改めた。 正徳2年(1712)中川十兵衛尉が聖徳太子の木造を奉じて当山に立ち寄り、伝法法師に請うて当山に留まり、享保2年(1717)当山にて没している。  
 当山には寺宝が多数あったが、昭和20年(1945)6月18日の空襲で爆撃を受け、本堂、庫裡、太子堂、書院等が全焼し、寺宝、古文書等がことごとく灰燼に帰した。
 戦後、昭和21年に庫裡、堂24年に梵鐘、同26年に本堂、同35年に書院がそれぞれ再建され、現在に至っている。

水神碑

西唱寺寺標

南無阿弥陀仏碑

西唱寺解説