真言宗。山号を雨宝山という。「勢桑見聞略志」 には、もともと天台宗で、その後真言宗となったといわれている。
延宝元年(1673)に現在の公民館縄生分館のあたりに小堂が建てられ、本尊十一面観世音を祀ったが、寛政年間(1789-1800)に現在地に移ることとなった。
明治3年(1870)の住職浄海を最後に無住となった。
堂の裏には、貞享2年(1685)に亡くなった中興開山 「良弄律師」 の墓がある。
本尊は、十一面観世音坐像。什物として釈迦十六善神画像(町指定有形文化財)がある。
地蔵菩薩
地蔵堂
金光寺由緒
五輪塔など石塔石碑
右は享保19年(1734)の法院良秀の墓
貞享2年(1685)金光寺中興開山良弄律師の墓(左)
六地蔵尊
金光寺本堂
本尊十一面観音菩薩が祀られた本堂内陣
本堂に掛かる消えかけた雨宝山金光寺の扁額