桶狭間の里は、1340年代南朝の落武者によって開拓されたと伝えられる。当社は、その人等の村作りの中で心の拠り所として創建された。
寛文村々覚書に 「神明・山神・愛宕三社内2町2反1畝拾歩前々除く」 とあるので、慶長13年(1608)既にこの広い杜に奉祀されていたことは明かである。
桶狭間合戦の折り、今川軍の先発瀬名氏俊武運を祈願。元禄年間尾張4代目藩主吉通公参拝、杉を植樹。社頭の神木がこれであると云う。宝暦3年(1753)社殿の大造営が行われた。神楽殿、裏山の瑞垣はその時のもので、1780年蓬州旧勝録に
「氏神神明宮長50間横40間拝殿鳥居、毎歳秋8月16日馬の塔壱疋郷内より神明宮へ引渡氏子行列す」 とある。
現社殿は、昭和10年(1935)改築された。
桶狭間神明社由緒碑
愛宕社 ・ 津島社 ・ 洲原社
境内社
神明社本殿
塩釜社 ・ 石神社 ・ 浅間社 ・ 秋葉社
手水舎
神明社神門
神門は閉ざされて拝殿まで入れない
天満社
金峯社
山之神社
境内社