梅花佛鏡塔の他10基の句碑
寛政12年(1800)御影山本願寺○○建立
宝暦6年(1756)御影山本願寺住素暁建立
今日斗り 人も年よれ 初時雨
円鏡形の正面に 「梅花仏」、裏面に 「享保辛亥2月7日」、右面に 「東華坊分骨」、左面に 「門人小子杉夫建之」、最下壇台石の正面に 「北勢門人等恭建」 と刻まれている
参道口に建つ善光寺一體分身如来碑
墓地に建つ善光寺一體分身如来碑
芭蕉句碑
梅花佛鏡塔
当寺の由来は不詳ですが、江戸時代は本願寺村があり、古くからの古刹であったと思われます。境内には俳聖松尾芭蕉の門人である各務支考(俳号東華坊など)の分骨供養塔である
「梅花仏鏡塔」 があります。
支考は芭蕉十哲の一人で美濃派の創始者であり、美濃国だけに限らず近国に多数の門弟を抱えていましたが、支考が享保16年(1731)美濃国で亡くなると、桑名の美濃派俳諧の指導的立場にあった雲裡坊杉夫は支考の墓に参詣しやすいよう分骨を受けこの地に鏡塔を建立しました。
他に松尾芭蕉の 「今日斗り人も年よれ初時雨」 や雲裡坊から続く桑名の俳句結社 「間遠社」 の歴代社長句碑10基があります。
二体の地蔵菩薩が祀られている
本願寺解説
地蔵堂