沼波弄山生誕地碑

 沼波弄山(1718-77)は万古焼の創始者であり、船馬町の商人の家に生まれた。幼児より茶道に親しみ、京都にて尾形乾山に作陶を習い、元文年間(1736-41)に小向(現三重郡朝日町)に窯を築いて万古焼を始めた。中国や南蛮風の情緒を描いた赤絵を特色とする。のちには江戸でも築窯し、将軍家の御用も勤めた