服部家住宅説明

卯建が見事な服部家住宅

有松絞井桁屋の屋号が下がる

 服部家は、寛政2年(1790)創業の絞問屋で、屋号を井桁屋(いげたや)という。
 屋敷地は、東海道に面して広い間口を有する。中央部に店舗及び居住として利用する二階建の主屋を配し、井戸屋形、店倉、藍倉、門など合わせて11棟の建物が有力な絞問屋の屋敷遺構の典型として、昭和39年(1964)県の有形文化財に指定された。
 主屋の二階は黒漆喰の塗籠造(ぬりごめづくり)、屋根両妻に卯建を設ける。土蔵は漆喰の塗籠造で、腰は海鼠壁とし、防火対策を行っている。
 有松を代表する価値ある建物群である。
 (名古屋市教育委員会)