鳴海宿の西の入口丹下町に建てられた常夜燈である。
 表に 「秋葉大権現」、右に 「寛政四年」、左に 「新馬中」、裏には 「願主重因」 と彫られている。
 寛政4年(1792)、篤志家の寄進により設置されたものである。
 旅人の目印や7宿場内の人々及び伝馬の馬方衆の安全と火災厄除などを秋葉社に祈願した火防神として大切な存在であった。
 平部の常夜燈と共に、鳴海宿の両端の双方に残っているのは、旧宿場町として貴重である。
 (名古屋市教育委員会) 

安産守護子安地蔵大菩薩光明寺寺標

秋葉山常夜燈

丹下町常夜燈説明