宝暦10年(1760)瑞泉寺20世呑舟和尚が創建、本尊は行者菩薩像。
そのことから行者堂と云われた。昭和17年(1947)瑞泉寺31世道本蜜成和尚を寺号開山とし、本尊行者菩薩の金剛杖や金剛般若経と縁深いところから、紫雲山金剛寺と改称した。
堂前の石仏三十三観音は明和4年(1767)に作られ、以前は街道に面して並んでいた。本尊行者菩薩のほか薬師如来像、なるみ焼きの十六羅漢像が寺宝としてある。
町並みの中にある寺だけに、江戸時代には寺子屋として使われていた。
西国三十三観音
天保12年(1841)の手水石
金剛寺本堂
本堂に掛かる金剛寺の扁額
西国三十三観音
西国三十三観音
西国三十三観音が安置された観音堂
本尊行者菩薩像が祀られた本堂内陣
金剛寺由緒