◎ 浅間神社由緒
 浅間神社は、元神奈川区浅間町に鎮座し、浅間町一円の氏神なり。創祀は承歴4年(1080)と言われ、源頼朝公文治元年平家討滅に依るべきを思い、且つは戦勝奉賛のため関東一円の社寺修築神馬神田の寄進に及べり、然る処武蔵国橘樹郡神奈川在芝生村に富士山の山地あるを卜とした社殿の修築をなし奉賛の至誠を致せる由といふ。爾来900余年神威嚇灼として遠近を光被し万民均しく渇仰崇敬せり。

◎ 浅間神社境内横穴古墳群
 古墳には盛り土をした高塚と自然の丘に横に穴をうがった横穴とが有ります。
 この横穴古墳は、宮谷や軽井沢にわたって群生しているもので神社の境内だけでも十幾つがありましたので、標記の名を付けました。その内部は、羨門、羨道中の部屋を玄室といいますが、このたび神社境内の拡張、整地にあたり玄室から須恵器の瓶、平瓶、などが出ました。横穴やそこから出たそれらの物で、この社地は少なくとも1000年あまり前、このあたりを開いた有力者が葬られた古いゆかりの地であることを知ることが出来ます。

境内社の招魂社

「己に勝つ事の出来る子供を育てる」 という目的で, 1970年に 宍戸三郎氏が 横浜市西区で 「誠愛剣友会」 を設立し、 これを記念して 「誠愛剣法発祥地」 碑が建てられたという。

誠愛剣法発祥の地碑

境内社の稲荷社

本殿

富士登山記念碑

二の鳥居

三の鳥居

浅間神社拝殿

文政12年(1829)の石燈籠

浅間神社碑