大銀杏横の稲荷社

馬頭観音(左)、鎮望社(中)、鎮守社(右)

舞殿

 熊野神社は、平安末期に紀伊の熊野権現を祀り、 「権現様」 として親しまれている。もと権現山(幸ヶ谷山上)にあったが、江戸中期に金蔵院境内に移り、神仏分離令により金蔵院から分かれた。
 「金川砂子」 のこの 「夜宮祭礼」 図は、江戸後期の神社の賑わいを描いている。社殿の脇の舞台では神楽が演じられ、参道の東側には囃子屋台が並べられている。
 現社殿は戦後の再建だが、境内には公孫樹(イチョウ)の古木が残っている。

樹齢400年の公孫樹の大木

神奈川一番組之碑

 慶応4年(1868)神奈川大火、昭和20年(1945)戦災に焼失したが、見事に再生し、毎年秋にはギンナンが実り、俗に 「火防のイチョウ」 として広く親しまれている。

御神木の公孫樹(イチョウ)

支那事変・大東亜戦争 戦没者慰霊碑

神輿蔵

本殿

熊野神社由緒

手水舎

嘉永年間の阿形の狛犬

嘉永年間の吽形の狛犬

熊野神社拝殿

境内社
<金毘羅社、大鳥社、稲荷社、香取社、鹿島社の合祀>