能満寺は、海運山と号し、古義真言宗に属す。正安元年(1299)内海新四郎光善というこの地の漁師が、海中より霊像を拾い上げ、光善の娘に託していう霊像の言葉に従って建てたものがこの寺であるとの伝承がある。本尊は高さ5寸(15㎝)木造坐像の虚空蔵菩薩で、海中より出現したと伝えられる。 かつては、神明宮の別当寺で同一境内地に同社もあったが、神仏分離令で分かれ今日に至っている。
享保6年(1721)の地蔵菩薩
六地蔵尊
手水舎
能満寺由緒
海運山の扁額が掛かる本堂
本堂内陣